You are currently viewing 2月水辺の教室「どうして干潟に渡り鳥が来るの?」

今回の水辺の教室では、土手を歩いて野鳥の観察をしました。2月にしては暖かい気候の中、のんびりと野鳥を観察することが出来ました!

午前は吉野川の河口で野鳥観察です。フィールドでは野鳥の会の三宅さんととんちゃんと合流し、野鳥の話を聞きながら、フィールドスコープと双眼鏡を使って観察します。暖かかったこともあり、鳥たちの穏やかな様子を見ることが出来ました。

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三宅さんのお話では、子供たちも真剣に聞き入っていました。

午後からはお堰で吉野川で見ることの出来る春夏秋冬の鳥の写真を見ながらお話。生態や特徴の話から生態系や命のサイクルについての話まで……。真剣に聞いてくれた皆のおかげで素敵な時間になりました。

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毎年激寒のことが多い渡り鳥回ですが、今年はとても暖かくて私自身も楽しく見ることが出来ました。子供たちも興味津々で、可愛い鳥の様子を報告してくれました。

個人的に記憶に残ったのは三宅さんのお話です。吉野川にはたくさんの鳥がやって来ます。そしてその中にはアラスカで生まれた個体が毎年ここを訪れることもあるそうです。生き物のシステムチックな面や、その生存戦略に吉野川が組み込まれているということにとても感動しました。ここに暮らす生き物たちにとって、これからも吉野川が良い環境であれるようにしたいですね。今回の機会が皆にとって、普段街を歩く中見かけた鳥に興味を持つような ちょっとした変化になればいいなと思いました。

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まほ