『僕らの遊ぶ鮎喰川に、もっとうなぎ増やしたいな〜!』
『うなぎって、海で産卵して、山深くの川まで登って行くんやって!全部が関係してるから、めっちゃおもろそう!』
そんな思いから、『うなぎから見る、山・川・海のつながり』wsを開催しましたー。
今年度から始めた『小さな自然再生ws』の一環です。
★『小さな自然再生ws』については、こちら。
講師の河口洋一さん(徳島大学准教授で、河川の自然再生と川の生態の専門家)に来ていただきましたー。
まずは、いつも遊んでいるフィールドへ。
うなぎが好む場所(川の流れや、川底の様子、酸素量?湧水なんかの専門的な事まで)を、みんなで考え、このフィールドでどこが適地かを、見て歩いて潜って探りました。

そして、適地と消えた場所に石を積んで寝ぐらづくり。
新しい知識を得るのも楽しいけど、うなぎをとりたい想いが溢れ、黙々と石積み。
みんなで積み上げていく作業は、ほんと楽しいし、成果物(うなぎの寝所)があるのは嬉しい。
更には、うなぎが入ってくれるかなぁというワクワク感もあって、充実した時間でした。


午後からは、川塾事務所で「うなぎと、山・川・海の関係性についてのお話」。
うなぎの耳石の研究とか、落ち葉を遮断する実験とか・・・
河口さんの無限にある引き出しから、様々な知識が溢れてきました。

更に、参加者の川好きやうなぎ漁師等のうなぎ・川愛から出てくる質問で、山・川・海だけでなく、田んぼや溜池、更にはうなぎだけじゃなくて、鮭や水生昆虫、瀬切れ・河川横断物など、様々な話題に発展。
実体験を元に話してくれる現場人の集まりで、幅広い前向きな議論ができて面白かったー。
もっともっと川を面白く、安全に暮らせる様にするぞー!
次回は、9月を予定しています。
ご興味ある方は、川塾のお問合わせフォームより、ご連絡お待ちしてまーす。


★この活動は、2025年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催しています。
おまけ (お昼に寄ったスーパーにて)
